(2011.3.1 更新)
第5回PCCP Prize 受賞者の発表 |
公益社団法人 日本化学会運営会議
2007年Royal Society of Chemistry, PCCP (Physical Chemistry Chemical Physics)
and Faraday Discussionでは ”PCCP Prize”を制定し、本会に対して受賞候補者の選定について協力要請がありました。 本会はこの要請を受け、標記賞の受賞候補者の選定に全面的に協力することを理事会で決定し、春季年会で表彰式を執り行うことにいたしました。
本年度も受賞候補者を公募するとともに『日本化学会ディビジョン』主査に候補者の推薦を依頼いたしました。 2月上旬、日本化学会の運営会議内に設置された「PCCP賞選考委員会」を開催し、ディビジョンより推薦された候補者の研究内容、業績内容等について慎重かつ厳正に審査を行いました。その結果、第5回受賞者として下記3名の候補者を内定し、2月23日開催の理事会で報告・承認されましたので、発表いたします。
樫田 啓 氏(名古屋大学 大学院工学研究科 助教) 受賞題名『Development of Insulator Base Pairs for the Drastic Enhancement of Quantum Yield in DNA Duplex』 講演番号: 4B7-19 |
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河合信之輔 氏(北海道大学 電子科学研究所・日本学術振興会特別研究員PD) 受賞題名『Extracting an Essential Coordinate to Describe the Chemical Reaction of Large Systems』 講演番号: 3D1-38 |
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村中 厚哉 氏(理化学研究所 基礎科学特別研究員・科学技術振興機構 さきがけ研究者(併任)) 受賞題名『Design, Synthesis, and Electronic Structure Analysis of Near-Infrared Absorbing π -Conjugated Molecules』 講演番号: 3PD-064 |
■本賞の選考対象・選考基準は下記のとおりです。
本会会員(ディビジョン登録者)で、物理化学、光化学、理論化学、触媒化学、電気化学、コロイド・界面化学、ナノテク・材料化学、分析化学などPCCPがカバーする領域で傑出した研究成果があり、将来の活躍が期待される若手研究者(受賞年2011年4月1日時点で満35歳未満の者)で、かつその成果の一部を自身が日本化学会第91春季年会で発表する者。
上記3名の受賞者には、第91春季年会会期中の第3日目、3月28日夕刻の国際シンポジウムレセプションにおいて、賞状(PCCP Prize Certificate
for Outstanding Achievement of Young Scientists in Physical Chemistry and
Chemical Physics)、賞金(一人300$)、および記念品がRSC代表より授与されます。
■歴代受賞者
公益社団法人 日本化学会 〒101-8307 東京都千代田区神田駿河台1-5 Tel: 03-3292-6161 Fax: 03-3292-6318 |
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