(2008. 8. 20 掲載)
日本化学会編「元気な会社からの「企業だより」―化学研究の現場」 |
日本化学会編「元気な会社からの「企業だより」―化学研究の現場」を2008年8月12日に発刊いたしました。本書は企業の創造的な研究開発について読みやすくまとめてあり、化学産業を志す皆さんの必読の書であるとともに化学を専門とされない方々にも技術系、文化系を問わずわかりやすい内容となっております。 会員の皆様には会員特別割引価格を設定しておりますので、是非ご購読くださるようご案内かたがたお薦めいたします。 日本の化学産業は、知識集約型、研究集約型産業として大きな変革をとげ、さらに次世代に向けた基盤づくりに邁進しています。この変革を担ってきたのが、技術・研究開発です。事業の成功や商品のヒットに至るまでには企業戦略・技術戦略開発など、各社の地道な努力がなされています。本書は、2006年1月から 2007年12月まで掲載された「企業だより」「研究の現場から」を編集したものです。実際に企業戦略の作成に携わる方々や研究開発の現場で活躍している方々に執筆いただいた記事を、読者の立場に立って編集を行うことにより、これまで一般にはわかりにくものであった企業の研究開発活動を明らかしております。 ○A5判 172ページ ○定価 2,100円(本体2,000円+税)送料別 ○化学工業日報社 2008年8月12日発行 |
目次内容 | |
第1章 | 企業における研究開発とは
技術経営(MOT)の実践/企業における研究/ 研究開発種探し/生産革新手法& 知的統合生産システム/化学が担う新薬の開発 /グローバルな研究開発体制 |
第2章 | 研究の現場から ―化学技術賞受賞者が語る― エタノールアミン新製法の開発/化学技術賞受賞までの12 年/プロピレンオキサイド新製法の開発 |
第3章 | 持続可能社会の実現を目指して GSCの取り組み/GSCの経済性と社会貢献/ 創造的ハイブリッドケミストリー/環境・エネルギー分野へ次世代研究/環境浄化事業への取り組み/エンジニアリング会社の事業と技術開発 |
第4章 | 得意分野の深耕 研究開発戦略「光と結晶」/フッ素系機能性材料研究開発/ヘルスケア食品開発/自動車向けビジネス展開/重合法トナーについて/アミノインデックス |
第5章 | 新分野への挑戦 カーボンナノファイバー「VGCF」の開発/先端材料への取り組み/太陽光発電への取り組み/先端材料開発への展開/先端医療材料研究トピックス/独自技術を生かした新規事業開発 |
第6章 | 研究の現場から ―技術進歩賞受賞者が語る― 技術進歩賞の受賞、そして今/フラーレン実用化の最先端/高感度DNA チップの開発/錯体触媒を用いた製造プロセス開発/超高感度タンパク質解析技術の開発 |
掲載企業 | 日本ゼオン、三井化学、東洋紡績、ダイセル化学工業、塩野義製薬、DIC、日本触媒、新日本石油、住友化学、旭化成、宇部興産、JSR、島津製作所、日揮、トクヤマ、旭硝子、花王、三菱化学、昭和電工、コニカミノルタビジネステクノロジーズ、味の素、カネカ、東レ、東ソー、帝人、日油、フロンティアカーボン |
申し込み・および問い合わせ先は化学工業日報社出版事業部販売G・高井純夫(03−3663−2730)宛 | |
詳細目次 | (目次PDFファイル) |
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